保温ポイントは空気の層:冷えとり靴下を重ねて履く理由

2014.02.13.07:00

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冬山での寒さ対策に「重ね着」。雪山で生き残る上での「対策」は時に普段生活にヒントを与えてくれます。




カラダの保温ポイントは空気の層


昨年末「初めての冬山講座」に参加。講師となった登山家、大蔵氏によると「雪山の場合、手袋は最低でも4枚必要」とのことでした。


厚手の手袋1枚のより、薄手手袋を複数枚を重ねた方が冷え対策として良い理由は空気の層。手袋と手袋の間にサンドされた空気層が熱を保つ役割を担ってくれるためです。


今から30年前の話になりますが、私自身にも空気の層が防寒に役立ったエピソードがあります。小雪降る南アルプスへ行って3000m近くでテントを張った時のこと「シュラフを使っても寒くて寒くて眠れない。」ということがありました。


そんな時、役に立ったアイテムがなんと新聞紙。クシャクシャにしてシュラフに入れることで暖をとってやり過ごしました。シュラフ内空気を作ることで温かみが増すことを体感した出来事でした。


空気をたくさん含んでいても冬山登山など過酷な環境下において寒さ対策として不向きの例もあります。


冬山登山においてどれだけ分厚いものであってもダウンジャケット一枚着るということはしません。空気を多く含み一見温かに思えるダウンですが、一枚の場合、ザックの重みに押されて空気が潰れます。結果として思ったよりカラダが暖かくならない、風が抜ける感じで寒く感じることも多いためです。


最近では高性能なウエアがたくさん登場していますが、防寒として大切な要素は「重ね着」。手袋、ウエア、靴下、シュラフ・・カラダに身につけるものは、薄く上質なものを重ねて薄い空気の層を作ることで保温力をつけること=自然と向き合う人間にとって培われた生きる術です。


冷えとり靴下


昨年末、冷え性改善のためのアイテム、シルクパーティ「冷えとり 靴下」をモニターさせて頂くことになりました。もこもこ分厚い靴下を1枚履くよりも「冷えとり靴下」を重ね履きした方が温かい理由は、上質な素材を重ねて履くことで薄い空気層が出来る、古くから冬山で培われた術に通じるものだったのですね。


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