夏に怖い食中毒の意外な落とし穴まとめ

2012.08.17.12:33

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先日「北海道にてO157による集団食中毒発生」のニュースが報じれていました。

原因とされる食材が「白菜の漬物」加工工場にて普段より大量に白菜漬けの処理を行ったことにより、消毒過程が甘くなってしまったことが理由と目されているとか。

「私はお肉は食べないから」「お肉は中までちゃんと焼いて食べています」といった考えだけでは食中毒は防げそうにないことを証明するような事故でした。

「私は外食しないから。出来合いのものは食べないから」という考えも、甘いかもしれません。

確かに大量の食材を一度に処理しなければいけない外食産業は、食べ物の管理という意味でリスクが高くなることはあるし、また一度に多くの人が発症するため、大きな問題となることがあります。

しかし、家庭の場合、自分ひとりの問題だからと「きっと風邪だろう」または「単にお腹を壊しただけだろう」と、侮って症状を悪化、最悪の場合、死に至る場合もあるのだそうです。

食中毒の予防と対策に関しては、各市町村より多く広報されていますが、当記事では「夏に怖い食中毒の意外な落とし穴」の観点に立ち、食中毒リスクとしては誰もがやってしまいがちな誤り、勘違いについて取り上げて見たいと思います。


写真:中南米旅行先にて。旅先でお腹を壊すことが多い原因のひとつに疲れ。夏バテや睡眠不足による免疫力低下が食中毒の原因のひとつになります。
 
 

食中毒の意外な落とし穴


1. スーパーなどで購入した食品を常温のまま放置してしまう。


30分間で細菌の数が急激に増加するのだとか。

買い物ついでに立ち話なんて言語道断!「生鮮品 → 雑貨」なんて順に店をハシゴしごしていたらそれだけで生鮮品の温度は急上昇します。


【対策】
  • 朝夕の涼しい時間帯に買い物をする。
  • 保冷品を低温で保つことができる保冷パックを利用する。
  • 宅配スーパーを利用する。

2.冷蔵庫に入れてあるからと過信してしまう。


夏は何かと冷たいものが欲しくなるため必然的に冷蔵庫の開閉、冷蔵庫にしまっておきたい食材の量が多くなるため冷蔵庫内温度変化に留意する必要があります。また常温保存できる野菜・食品であっても水濡れに注意する必要があります。


【対策】
  • 冷蔵庫は10℃以下、冷凍庫は-15℃以下をキープするようにする。
    我家の場合、小さな冷蔵庫なのでちょっとした開閉で庫内が急上昇してしまいます。
    そのため、真面目に冷蔵庫が信じられない(><)。
    夏の間は、肉・魚については冷蔵品を使わず、冷凍品で賄うようにしています。
     
  • 庫内に入れる食材は全体の7割程度に抑えると、冷却効率も高くなるし、短時間でモノを探すことができます。
     
  • 1週間に一度程度で良いのでアルコール消毒する
    これだけで庫内で感染源となる雑菌の増殖を防げるそうです。

3.調理台の上が片付いていない。


【対策】

片付いていなければ当然、掃除も甘くなる。何もなければ汚れも付着しません。


4.調理途中の手洗い、消毒を忘れる。


子ども、一度食中毒を起こしている我が母などを観察していると、そもそも義務感で手洗いをしているため、多く抜けが出ている様子が見と取れます(--)。


【対策】

調理途中でゴミを触る。トイレへ行く、ペットとの接触する、鼻をかむといった行為の後には必ずもう一度手を洗いなおす、消毒するといった手順が必要になります。


5.同じふきん、スポンジをは使い続ける。


【対策】

ふきん、スポンジは菌が増殖しやすい場所のひとつ。十分に煮沸や消毒し、よく乾燥しておくことを心がる必要があります。


6.冷凍品だからと安心して常温放置してしまう。


O157は室温でも15~20分で2倍に増加するそうです。


【対策】

冷凍庫、冷蔵庫から出した食材は直ちに調理すると肝に命じておく必要がありそうです。


7.消毒方法が甘い、いい加減。


  • ふきん
    汚れたふきんをそのまま使うことで雑菌をバラ撒く可能性があります。
    「ハイターなど漂白剤に1晩つけ込むと消毒効果がある」との説明がアチラコチラにあるけれど、漂白剤の扱いに気を使うこと、分量もしっかり測る必要があるなど案外面倒です。

    そこで我が家では夏の間だけ、布製のナプキンの使用を止めて紙ナプキンを使うようにしました。
     
    毎時、ハイターで消毒する手間やコストを考えれば、使い捨てであっても決して高いとは言えないのではないでしょうか?更に使用済み紙ナプキンは、油の拭き取りなどに使えば一石二鳥ですよね?
     
  • 包丁、食器、まな板
    我が家ではよく洗った後、熱湯をかけて消毒しています。
     
  • たわしやスポンジ
    「煮沸することがベストな方法」なのだそうですが、さすがに毎時、煮沸消毒することは大変な作業となるため、我が家では1日に1回、日光に当てて完全に乾かすことを心がけています。また日光消毒が出来ない時は漂白剤に一晩漬け込んでいます。

なお、ふきん、たわし、スポンジの場合、何れの場合でも消毒時間が掛かるため、換えのモノを複数用意して、順番に使っていきます。


8.電子レンジで食べ物を温めれば大丈夫と信じている。


食べ物を単に温めるだけでは、菌は死滅しないので注意が必要です。
「腸管出血性大腸菌は75℃で1分間以上の加熱」で死滅します。


【対策】

レンジで調理する時も、食品全体をむらなく75℃で1分間以上加熱する必要があります。効率良く電子レンジで加熱・殺菌するためには「容器、ふたを使って加熱する」「時々かき混ぜる。」と加熱ムラがなく効果的です。


9.食器を洗った後、食器をそのまま放置してしまう。

キッチンの洗い桶の水、風呂の水など、貯めておいた水には意外と雑菌が多いもの。我が家では、風呂の水は植木の水やりに再利用していますが、それも翌日の朝まで。夕方になるころには僅かに腐敗臭がするため、使えません。

同様にキッチンの洗い桶の中の水は想像以上に汚れています。


【対策】

洗い物はさっさと片付けて、水は捨てるようにします。更にせっかく食器を洗っても濡れたまま放置すれば雑菌は増殖していくため、水を取り除くことが必要となります。

【食器を洗ったあとに直ぐに水切りをする方法】
  • 食器乾燥機を使う。
  • 熱湯をかける。
    ⇒ 食器乾燥機がない家庭でもボールなどに沸騰した湯を張って食器を通すことで衛生的に水切りをすることもできます。
  • ペーパーふきんを使う。
    ⇒ 前述の通りです。

10.野菜だから大丈夫と侮っている。


北海道の集団食中毒事件しかり、野菜が原因とされる腸管出血性大腸菌の感染例も報告されています。

  1. 新鮮な野菜を利用する。
  2. 冷蔵庫で保管する。
  3. 熱湯でゆがく。
    特に ブロッコリーやカリフラワーなどの形が複雑なものは必須。
  4. 葉菜類は、一枚ずつはがして流水で十分に洗う。
    僅かな時間でもつけ置きの水ではなく流水がポイント
  5. きゅうりやトマト、りんごなどの果実もよく洗い、皮をむいて食べる。
  6. 食品用の洗浄剤や次亜塩素酸ナトリウムなどの殺菌剤を使う。
  7. 加熱する。
    小さな子どもや高齢者は、食べる直前に加熱調理することがいちばんの対策だと思っています。


殺菌方法

最後に殺菌方法についておさらいします。

食中毒予防の三原則は食中毒菌を「付けない、増やさない、殺す」


  • 食材は75℃のお湯またはレンジで1分間以上の加熱する。
  • 野菜の場合:100℃の湯で5秒間程度湯がくと有効。
  • まな板は野菜&果実、肉&魚用にまな板は使い分ける。
  • まな板の消毒には沸騰したお湯をかける。またはハイターに1時間程度漬ける。
  • 食器拭き用ふきんは紙ナプキンを使う。
  • 台拭きんは毎食時新しいものを使う。試用後はハイターに漬けて殺菌、日射による消毒も行う。
  • スポンジは煮沸またはハイター消毒。替えのスポンジを用意して使ったスポンジは日光に充てるなどして完全に乾かすことを心がける。
  • 冷蔵庫内を1週間一度程度アルコール消毒する。


連日の暑さでカラダの抵抗力も弱っています。くれぐれも食中毒に気をつけましょうね。
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tag : 食中毒対策

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